電源ユニット交換(NAS(NETGEAR ReadyNAS Ultra6 RNDU6000))



4年間、お疲れ様

2013年03月から24時間稼働していた、NAS(NETGEAR ReadyNAS Ultra6 RNDU6000)が2017年05月某日、知らぬ間に落ちてました。4年間よく頑張りました。

電源を入れようとしてもウンともスンともいわない。ファンも回ってない。
電源ユニットが壊れたくさい。

4年動かしたし、ディスコン確定直後に買ったモデルだったし、買い換えようかとも 思いつつ、改めてのセットアップはメンドクサイ・・・

ググっていると、 電源ユニット交換した先人様 を発見。

それならということで、電源ユニット交換して延命することにしました。


交換部品の調達
分解

では、分解していきます。

  1. まずは背面の13箇所のネジを外します。両側面のパネルを外し、上のファンも外します。

  2. 次に、底面の4箇所のネジを外します。電源ユニットが外れます。

  3. 次にマザーボードを外します。上の2箇所のケーブルを抜いた後、6箇所のネジを外せば、マザーボードが外れます。

  4. 電源ユニットにつながっているケーブルを外します。

組み立て

  1. 電源ユニットの下駄部分を元の電源ユニットから新しい電源ユニットに移植します。

  2. 本体の電源コネクタと電源ユニットの電源コネクタを3本のケーブルでつなぎます。 黄色と緑色のうずまき柄のケーブルを真ん中のアース端子につなぎます。 残りの2本はACなのでどちらがどちらでも良い気がしますが、アース端子を上にした状態で左側が白色のケーブル、右側が青色のケーブルです。

  3. 電源ユニットとマザーボードの接続。

    今回購入した電源ユニットは、20ピン部分と4ピン部分に分かれているので、下図のように合体してマザーボードに接続。

  4. ここで電源ユニットを本体に固定してしまいます。本体底面の4箇所のネジで固定です。

  5. 次に、電源ユニットから、ライザーカードとつながっている、4ピンHDD電源コネクタ×3本につなぎます。SATA→4ピン変換ケーブルを使用します。

    3本挿す箇所は下図。

  6. ファンは、ネジ4本を外して交換します。

  7. ケーブル類がファンに当たらないよう、適宜、結束バンド等で固定します。
  8. 元通り、組み立てます。両側面のパネルを閉める前に、一度、電源を入れて、 問題なく動くか、ファンがケーブルに当たらないか確認した方がよいでしょう。

完成

完成した状態の背面の写真です。 電源ユニットのファンの一部が本体筐体で一部隠れてしまっていますが、 まぁ、放熱に深刻な影響を与えるほどではないのかな、と思われます。

ファンの位置を揃えるなら、電源ユニットのファンが中央にあるモデル、例えば、 KRPW-SX400W/90+の方が良いかもしれません。 ただ、電源出力コネクタがプラグイン形式ではなく、電源ユニット直付けタイプなので、余分なケーブルをうまく本体内に収めるのに苦労するかもしれません。


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